NHK BSプレミアムで放送中の韓国ドラマ「シークレットガーデン」。韓国では、視聴率37.9パーセントを記録したそうだ。
五夜神日本の恋愛ドラマが低調な昨今、あの「冬ソナ」以来の純愛ストーリーとの前評判もあったので、録画しながら見ている。
とにかく、登場人物の設定が今の日本のドラマではあまりお目にかかれない現実離れしたものなのだ。
ヒョンビン演じるロエルデパートの若きCEO、キム・ジュウォンは、広大なリゾート地と見まがうばかりの敷地に建てられた、白亜の邸宅に住む。バブル時代の日本のトレンディドラマの主人公が住んでいた家など、マッチ箱に思えるような桁違いの豪華さだ。
そんな大富豪の御曹司キム・ジュウォンが、ひょんなことからスタントウーマンのキル・ライムに恋をする。学歴も容姿も文句なしのキムが、CEOの身分を偽ってキル・ライムの目の前に現れる時に着ているジャージがスゴイのだ。
イタリアの職人がミッドナイトブルーのスパンコールをひとつひとつ手縫いで縫い付けたジャージ。豹柄の身ごろのジャージ。今の日本では笑いが取れそうなセンスだが、浮世離れしたキム・ジュウォンの生活なら仕方がないかなと思えてくるから不思議だ。
「愛はホルモンの病気」? 御曹司の恋愛観
そんなキムが、ドラマの冒頭で山ほどいる未来の花嫁候補の一人、ユン・スルと美術館で見合いをするシーンがある。
ユン・スル「マネがお好きなんですね」
キム・ジュウォン「よく分かるんでね。歩き方で性格、絵の見方で教養。趣味は芸術か夜遊びか。香水はキツいか控えめか」
ユン・スル「政略結婚はごめんです」
キム・ジュウォン「愛か。愛なんてホルモンの病気だ。熱に浮かされ、家柄、学歴、能力を無視し、話もレベルもあわなくても、唇さえ合えばいい?意外と単純ですね。白馬の王子の価値を分からぬ人に用事はない。表向きは僕が振られたことに。
徳国黒金剛ちなみにマネ展は来月です」